ヴィッセル神戸のDF岩波拓也(23)が21日、ジュビロ磐田封じを誓った。

 4試合ぶりに勝ち点を得た20日横浜F・マリノス戦(0△0)から一夜明け、26日の敵地磐田戦に向けて神戸市内のクラブハウス内でリカバリー調整を実施。

 5試合ぶりの完封だった前夜をあらためて「割り切ってDFラインを下げて守るのもありという戦術の中で、1人1人がハードワークして、0で終われたのは自信になった」と振り返った。

 次に待つ6位磐田は神戸がリーグ通算で10勝5分け18敗と大きく負け越す難敵。しかし、昨年から3戦3勝と相性の悪さを克服しつつある。「僕自身は去年が初めての磐田戦だったので…」と負けた経験のない岩波は「(磐田は)セットプレーでほとんど得点を取っている。でも、ゴール前で厳しくいかないと、逆にいいボールが入ってしまう」とシミュレーション。その上で「相手は負けそうになっても引き分ける力があるチームだけれど、そういうチームに勝って、勢いに乗っていきたい」と気合をみなぎらせた。