G大阪は1日、大阪・吹田市内で3日のルヴァン杯準々決勝第2戦神戸戦(吹田S)に向けて約1時間の練習を行った。

 8月31日に日本がW杯アジア最終予選オーストラリア戦に2-0で勝利し、6大会連続6度目の出場権を獲得した。後半37分に豪快なミドルシュートで追加点を決めたG大阪MF井手口陽介(21)について、同僚のMF倉田秋(28)は「チームメートとしてうれしい気持ちもあるけど、負けてられんなという(気持ち)のが強い。成長というか、みんな気付いてなかっただけ。元々あれくらいのポテンシャルはあった」と話した。

 同クラブには元日本代表MF遠藤保仁(37)やMF今野泰幸(34)らボランチの先輩も多い。長谷川健太監督(51)は「自然培養というか、チームに良いお手本がいる。ボランチにいろんな先輩がいる中でもまれた部分はある」と、ポジション争いが成長につながったという見方を示した。