横浜FCはホームでツエーゲン金沢を2-0で下し、勝ち点52で5位に浮上した。

 後半25分、DF小宮山尊信(32)からの長いクロスにFWレアンドロ・ドミンゲス(34)が頭で合わせ、移籍後3得点目となる先制ゴールを決めた。同38分、レアンドロ・ドミンゲスの中央へのCKにDF西河翔吾(34)が反応。頭で合わせ2点目を挙げた。

 2得点に絡む活躍をみせたレアンドロ・ドミンゲスは「(小宮山からの)良いクロスが入ったのでタイミングよく跳ねて合わせただけです」と勝利への貢献を喜んだ。

 2点目のヘッドを決めた西川は「レアンドロからいいボールが供給されるのはわかっていたので、決めるだけでした。なんでもいいので、入ってよかったです」と笑みをこぼした。

 カズ(三浦知良、50)はベンチ入りするも出場はかなわなかった。試合後、「こういう勝ちを積み重ねて、上位に食いついていけるように、離れないようにしたい」とチームの勝利の喜びをかみしめた。