清水エスパルスは、急造サイドバックコンビで16日のホーム川崎フロンターレ戦に臨むことになりそうだ。今季全試合にフル出場のDF松原后(20)が次節出場停止で、右サイドバックのDF鎌田翔雅(28)が、今季初めて左サイドバックに回る見込み。ただ、今季キャンプでは主に左サイドバックでプレーしていた。14日、清水三保グラウンドでの非公開練習後も「久しぶりで違和感はあるけど、攻撃の引き出しは増えると思う。爪痕を残したい」と話している。

 鎌田に代わる右サイドバックには、DF村松大輔(27)が入る見込みで、今季リーグ12戦ぶりの先発出場になる。センターバックやボランチなどでの出場が続いていた村松だが、今季当初はサイドバックでの先発争いを希望していた。巡ってきたチャンスに「守備から入るつもり。粘り強くやりたい。気持ちをこめて戦いたい」と力強く話した。【保坂恭子】