お互いに譲らず、勝ち点1を分け合った。

 先制したのはホームのジュビロ磐田だった。前半21分、MF中村俊のFKを中央で合わせたDF高橋が、ヘディングシュート。浦和レッズGK西川も反応したが、はじいたボールをMFムサエフが押し込んだ。

 対する浦和も同32分、右クロスにMF矢島が頭で飛び込んだが、磐田GKカミンスキーが好セーブ。同35分にも、矢島がフリーでシュートを放つも枠を捉えきれなかった。磐田の1点リードで前半が終わった。

 後半は一進一退の攻防が続いたが、終盤に浦和がスコアを動かした。同34分、MF青木のロングパスに抜け出したFW興梠がヘディングでネットを揺らし、同点に追いついた。

 磐田は同39分、ドイツ3部カールスルーエから古巣復帰のMF山田を投入。今夏の加入後初出場を果たしたが、得点にはつながらず。1-1のまま試合が終了した。