1日にプロ契約したFC東京の高校1年生MF久保建英(16)が5日、J3リーグで“プロ初ゴール”を決めた。セカンドチームのFC東京U-23の一員として、敵地ガンバ大阪U-23戦(吹田S)に途中出場。0-2の後半17分に投入されると、わずか2分後に相手クリアを左足ダイレクトでゴールに蹴り込んだ。

 3日のJユース杯(京都U-18相手に0-1で準々決勝敗退)でフル出場し、佐賀から帰京して中1日で大阪遠征に出る過密日程だったが、短い出場時間で「プロの貫禄」を示した。2点を追う後半ロスタイムにはMF内田にラストパスを出し“プロ初アシスト”もマークした。

 J3では4月15日のC大阪U-23戦でJリーグ史上最年少弾となる第1号を決めていたが、当時は2種登録のアマチュア。プロ契約後、初めて迎えたJリーグ戦で初ゴール(今季2点目)を決めたが、久保投入のチームは反撃も及ばず、3-4で敗れた。

 久保とともにプロ契約を結んだ高校2年生MF平川怜(17)は先発し、前半だけで退いた。