浦和レッズがアジア王者になった。第2戦を1-0で制し、ホームアンドアウェーの2戦を1勝1分け。クラブ10年ぶり、Jリーグ勢としてはG大阪以来9年ぶりの快挙を成し遂げた。

 アジア王者としてUAEで開催される12月のクラブW杯に出場することが決まった。同杯には北中米カリブ海王者のパチューカも出場する。

 クラブ世界一を決める大舞台で「浦和対本田圭佑」、夢の対戦が実現するかもしれない。

 浦和とパチューカはトーナメントの別の山で、決勝まで当たらない。浦和は初戦の準々決勝を勝つと、欧州王者でC・ロナルドらを擁すレアル・マドリードと対戦する。浦和がレアルを倒し、なおかつパチューカが南米王者(未定)に勝つと、決勝での対戦が実現する。

 一方で順位決定戦があるため、互いに1勝し準決勝で敗れた場合は3位決定戦で、互いに初戦の準々決勝で敗れると、5位決定戦での顔合わせが実現する。

 なお、浦和が本田と“対戦”するのは本田がJリーグの名古屋に在籍していた最後の年、07年10月28日のJ1リーグでの対戦(埼玉)以来、実に10年ぶりになる。この試合は0-0の引き分けだった。