来季J2に昇格するJ3栃木SCは31日、J2京都サンガFCの元日本代表FW大黒将志(37)の期限付き移籍での加入を発表した。

 ガンバ大阪の下部組織出身の大黒は99年にトップ昇格。05年にG大阪のJ1優勝に貢献し、日本代表として06年ワールドカップ(W杯)ドイツ大会に出場した。J1通算204試合69得点、J2通算191試合90得点。今季は途中出場が多く28試合6得点。

 今回の移籍で北海道コンサドーレ札幌、グルノーブル(フランス2部)、トリノ(セリエA)、東京ヴェルディ、横浜FC、FC東京、横浜F・マリノス、杭州緑城(中国)、京都、モンテディオ山形に続く12クラブ目となった。

 大黒はクラブを通じ、「できるだけ多くゴールを決めて栃木SCの勝利に貢献できるように頑張ります」と意気込みをコメントした。京都を通じては「サンガで一緒にプレーした選手、スタッフ、サポーター、会社の方々、スポンサーの方々、サンガに関わる全ての人に感謝しています。京都サンガのこれからの活躍を心から祈っています」とコメントした。

 なお、京都と対戦する全ての公式戦には出場できない。