天皇杯は今日1日に埼玉スタジアムで横浜F・マリノス-セレッソ大阪の決勝が行われる。4大会ぶりで史上最多に並ぶ8度目の制覇が懸かる横浜は12月31日、横浜市内で調整。18年シーズン限りで現役を引退する意向を表明しているDF中沢は「今年1年間やってきたことを出すだけ。一体感があるので、いい形で今季を締めくくりたい」と話した。

 天皇杯優勝なら現役最後のACL出場権も得るが、中沢は「ACLのことは考えない。勝つことだけに集中したい」と気を引き締めた。12月29日の練習で右足ふくらはぎを痛めたFWウーゴ・ヴィエイラも部分的に練習復帰。この試合限りで退任するモンバエルツ監督は「彼も最後までチームの力になってくれると信じている」と総力戦を示唆した。