昨季8位のJ1サガン鳥栖は14日、佐賀・鳥栖市内で新体制発表会を行った。参加したファンを前に、選手、スタッフを代表し就任3年目のマッシモ・フィッカデンティ監督(50)は「沖縄で3週間かけていいスタートを切りたい」と、初タイトル奪取へ気合を入れた。

 チームは15日から約3週間、例年以上の長期キャンプを行う。万全の状態で2月23日の開幕神戸戦へ、今季スローガン「ITADAKI」のごとく頂点を目指す。

 新主将のDF吉田豊(27)は「キャプテンになりチームをプレーで引っ張りたい」と気持ちを引き締めた。新加入3選手の記者会見も行われ、ドイツ・デュッセルドルフU-19などを経て加入した東京五輪世代のMF伊藤遼哉(19)は「点にからむプレーが得意。ゴール、アシストで結果を残したい」と意気込んだ。