天皇杯王者セレッソ大阪が、昨季のJ1覇者川崎フロンターレに3-2で競り勝って初優勝を飾った。前半26分に新主将のMF山口蛍(27)が先制ゴールを決め、後半3分にMF清武弘嗣(28)が追加点、2ゴールともFW杉本健勇(25)がアシストした。ロシア候補生トリオがW杯イヤーに好発進した。川崎Fは途中出場のFW大久保嘉人(35)が復帰初ゴールも及ばなかった。

 ▼記録メモ 昨年度の天皇杯王者のC大阪が同J1王者の川崎Fに勝利し、ゼロックス杯初優勝。前年のJ1覇者に勝って優勝は、08年の広島以来10年ぶり。09~17年までは9年連続でJ1王者が優勝していた。