ジュビロ磐田は途中出場のMF荒木大吾(24)がプロ初ゴールを含む2得点の活躍を見せ、逆転勝利の立役者となった。

 まずは、1-2の後半41分。左サイド深い位置でスローインを受けると、カットインから右足を振り抜き同点弾。同ロスタイムにはゴール前のこぼれ球に反応し、右足ダイレクトで決勝点をたたき込んだ。

 日頃から、名波浩監督(45)との居残りシュート練習に励んできた荒木は「名波さんと練習でやってきた形がそのまま出た。次はリーグ戦に絡めるように、もっとアピールしていきたい」と、さらなる恩返しを誓っていた。