清水エスパルスが若手3人の活躍で7戦ぶりの白星を挙げた。

 前半44分、スルーパスを受けたFW北川航也(21)が左足で先制点。1点リードで前半を折り返すと、後半25分にはMF石毛秀樹(23)が右足の強烈ミドルで追加点を奪った。同37分にCKから失点。その後は相手の猛攻を受ける時間が続いたが、同41分にMF金子翔太(22)がダメ押しの3点目を決めた。

 チームの連敗は「3」でストップ。直近5試合で1得点と得点力不足に陥っていた攻撃陣が復調し、7戦ぶりの複数得点で勝ち点3を持ち帰った。北川が「自信になる勝利」と話せば、石毛も「次につながる勝ち点3」。

 自身シーズン最多の5ゴール目を挙げた金子も「みんなでハードワークをした結果」とチームでつかんだ勝利を強調した。