アルビレックス新潟は松本山雅FCに0-2で敗れ、4試合未勝利になった。試合が動いたのは後半だった。12分、ペナルティーエリアに進入してきた松本のFW高崎寛之(32)を、GKアレックス・ムラーリャ(28)が倒してPKを献上。これを高崎に決められて先制を許した。36分には高崎に今度はヘディングで2点目を奪われた。

 新潟は前節水戸戦からスタメンが4人入れ替わった。警告の累積で出場停止のFWターレス(23)に代わって、FW田中達也(35)が今季初スタメン。FW渡辺新太(22)は体調不良でベンチから外れた。

 DF安田理大(30)のクロスからたびたびチャンスをつくるが攻めきれなかった。後半にリードを許した後からFW矢野貴章(34)、左大腿(だいたい)部のケガから復帰したMF小川佳純(33)を投入するが、得点には結び付かなかった。