夏場の大型補強でサガン鳥栖に新加入した元スペイン代表FWフェルナンドトーレスと元日本代表FW金崎が、2トップで初先発したが不発でスコアレスドローに終わった。ロングボールを集められた助っ人は、裏に抜け胸トラップからのループシュートが、相手GKと1対1で阻まれるなど2試合連続無得点となった。

 フィッカデンティ監督が「まだ試合勘が足りない」という状況で、運動量が落ちた後半34分、元日本代表FW豊田と交代した。それでも本人は「前節よりいい感覚。次は90分間出て自分のゴールで勝ちたい」と気合十分だ。シュート1本だったデビュー戦の金崎は「まだまだ。もっとコンディションを上げていきたい」と話した。