京都サンガFCが6戦ぶり勝利を飾った。前半34分、FWカイオのシュートをGKがはじき、拾った相手DFのクリアボールをMF小屋松が直接右足でシュート。技ありゴールで先制した。貴重な1点を最後は全員で守りきり、8月18日レノファ山口戦以来の勝ち点3をつかんだ。

この日の一戦では、悪天候で順延となった未消化試合。京都は、J3降格圏21位熊本と勝ち点1差だったが、4差まで広げた。

3月31日カマタマーレ讃岐戦以来、半年ぶりのゴールで今季4点目の小屋松は「うまく入ってくれた。ふかさないことだけを、気を付けた。あそこまで、理想通りに飛んでいくとは思っていなかった」と、ダイレクトシュートに自らも驚いた様子だった。

1カ月ぶりに先発し、FWを務めたDF闘莉王は「久々の先発でうれしかった。その中で、競り合って強い相手から勝ち点をとれたことが何よりも(良かった)。守備をする時間多くなったが、もう1点を取る気持ちでやっていこうとみんなで言っていた」と、順位は20位のままだが手応えを感じた様子だった。