川崎フロンターレが、ホームで柏レイソルに3-0で快勝した。2位広島がジュビロ磐田に敗れたため、勝ち点差は7に広げ、次節のC大阪戦で勝てば無条件で連覇が決まる。

柏はシステムを3-4-3で川崎F対策を練ってきた。序盤から川崎Fが攻め、柏は5バックで守る。だが、川崎Fは前半21分、左サイドを抜けだしたMF守田英正(23)のマイナスクロスをMF家長昭博(32)が左足で合わせ先制。さらに川崎Fは前半33分、右コーナーキックからMF中村憲剛(38)のキックをDF谷口彰悟(27)が頭で合わせて追加点を奪う。

柏も好機はつくるが、MF伊東純也(25)の前半38分のシュートはポストに、FWオルンガ(24)は後半のゴール前の混戦でフリーのシュートを空振りするなど、ゴールが遠い。川崎Fは後半44分、DF登里享平(27)の縦パスを途中出場のFW知念慶(23)がゴール正面で受けシュート。そのこぼれ球にMF阿部浩之(29)が詰めループシュート。試合を決定づけた。

川崎Fは、天皇杯・山形戦で3失点を喫して敗れたが、その教訓をしっかり生かし、無失点で終えた。