ベガルタ仙台が、モザンビーク代表のDFシモン・マテ・ジュニオール(30)の獲得に動いていることが、28日までに明らかになった。

シモン・マテは身長183センチのセンターバック。07年にギリシャの強豪パナシナイコスFCからプロのキャリアを始め、10年にはギリシャ・スーパーリーグ、ギリシャカップの国内2冠を達成した。13年からスペインリーグ1部レバンテの主力として3年間プレーした。昨年までは中東・カタールのアルアハリでプレーしていた。仙台は今季、7月のホーム横浜F・マリノス戦でチーム最多記録を更新する8失点したのに代表されるよう、リーグ戦ワースト5に入る計54失点と、守備の立て直しが課題となっていた。

さらに、今オフはMF野津田岳人(24)、MF奥埜博亮(29)、MF中野、MF古林と主力の流出が相次いでおり、戦力補強は急務の状況である。