鹿島アントラーズは4日、大岩剛監督とテクニカル・ディレクター(TD)を務めるジーコ氏の続投を発表した。

大岩監督は現役時代から鹿島でプレーし、17年シーズン途中に鹿島コーチから監督に就任。3季目のシーズンに臨む。クラブを通じて「昨年は皆さまの声援のおかげで、クラブ史上初めてアジア・チャンピオンズリーグのタイトルを獲得することができました。しかし、国内タイトル2年連続無冠という事実は非常にふがいなく、今年はすべての面においてレベルアップし、Jリーグ始め国内タイトルの奪還、そしてアジア連覇という目標に向けてクラブ一丸となって戦っていきます。鹿島アントラーズの誇りを胸に、皆さまと1つになってシーズンを戦い抜きたいと思いますので、引き続き応援のほど、よろしくお願いします」とコメント。

クラブレジェンドOBのジーコ氏は昨年8月TDに就任。そこからクラブは調子を上げ、アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)を制覇している。「サポーターに多くの喜びを与え続けてきた鹿島アントラーズの一員として仕事が継続でき、うれしく思っています。昨年までクラブから長く離れ、たくさんの喜びを与えてくれた鹿島に再び戻るということは想像していませんでした。2018年は1年を通して素晴らしい戦いを示し、悲願のアジアタイトルを手にすることができました。2019シーズンを戦うにあたり、常に私と鹿島に愛情、敬意を持って接してくれるサポーターに感謝するとともに、皆さんに多くの喜びを与えられるよう、全身全霊をかけて努力していきたいと思います。この機会を借りて、フロント、選手、スタッフ、従業員、関係各所それぞれの立場で、昨年の結果に努力したことに対し、お礼申し上げます。ともに戦った昔の仲間にはおめでとうと言いたいです。多くの勝利、そしてタイトルを獲得し、素晴らしい2019年にしましょう!」とクラブを通じてコメントした。