横浜FCのタバレス監督(62)と主将のGK南雄太(39)が2日、3日の山形とのホーム開幕戦を前に横浜市内のホテルで前日会見に臨んだ。

対戦相手の山形は木山隆之監督(47)と18歳のGK大友竜輔が出席した。

2月26日に52歳の誕生日を迎えた横浜FCのFWカズ(三浦知良)は、開幕戦となったアウェー長崎戦は「19人目のメンバー」として遠征に同行したが、ベンチ入りはしなかった。タバレス監督は、カズのホーム開幕戦でのベンチ入りについて問われると「特定の選手の名前を出すのは他の選手に対して尊重を欠く言動になると思う」として明言を避けた。だが、カズの日々のトレーニングの姿勢に「若い選手と同じような練習をしている努力は尊敬に値する」とたたえた。カズがベンチ入りを果たせば、52歳の“初陣”となる。

横浜FCは長崎戦は敗れており、主将の南は「ホーム開幕戦ですし、連敗するわけにいかない。勝ち点3取ることにフォーカスして結果にこだわって戦っていきたい」と決意を語った。