連敗ストップ。リーグ戦3連敗中だった北海道コンサドーレ札幌はセレッソ大阪に1－0で勝ち、4試合ぶり白星をつかんだ。

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ペトロビッチ監督の執念が見えた。試合前日12日の囲み取材中だった。「女性に聞く方がいいでしょう」と質問された。「スーツの方がいいですか？　練習着の方がいいですか？」。試合に臨むファッションについてだ。記者は「練習着でいきましょう」と答えた。

10日ルヴァン杯湘南ベルマーレ戦で今季初めて、練習着で指揮を執った。白のポロシャツに黒色の長袖、長ズボン、赤い靴。18年1月の就任会見では「試合の日はスペクタクルな日でなければならない。私もスーツでビシッと決める」と話し、試合時はスーツが定番だ。それでも「負けが続いていたので、何かしら変えようって意識だった」という。杉浦通訳兼コーチが「縁起を担ぐタイプ。勝った時のスーツや靴とか、身につけているものが次の週も同じ」と明かしていたことがある。

湘南戦と全く同じ着こなしで登場したC大阪戦。試合後にペトロビッチ監督と目が合った。練習着をつかみながら、ウインクを送られた。【保坂果那】