Jリーグは3日、浦和レッズの大槻毅監督(46)に1試合のベンチ入り停止処分を科したと発表した。5日のJリーグ第32節川崎フロンターレ戦が対象となる。

Jリーグは処分理由として「日本サッカー協会競技及び競技会における懲罰基準に照らして審議した結果、同監督の自チーム競技者と交錯しながら、テクニカルエリアに入ってきた相手競技者を片手で押した行為は『乱暴な行為』に相当すると判断、1試合のベンチ入り停止処分とする」と発表した。

大槻監督は1日の鹿島戦の後半39分、浦和MFエヴェルトン(26)と鹿島DF永木亮太(31)の競り合いに端を発してヒートアップし、左手で永木を押し倒して退席処分を科されていた。すでに浦和は独自の処分として、同監督に戒告と制裁金100万円を科している。