FC東京がリーグ初優勝へ、鬼門に挑む。30日は今季ホーム最終戦となる浦和レッズ戦に臨む。

リーグ通算7勝8分け20敗と大きく負け越している相手で、国立で行われた13年9月に勝って以来、11戦3分け8敗。味スタに限れば、最後に勝ち点3をとったのは04年9月だ。長谷川監督は「アジア・チャンピオンズリーグで決勝にいくということは力のあるチームだということ」と語気を強めた。

3月30日の第5節では、リードしながら後半ロスタイム4分に追いつかれている。現在13位と下位に沈む浦和だが、指揮官は表情を緩めることなく「キーポイントは球際」とデュエルでの勝利をテーマとした。首位横浜との直接対決が待つ最終節を前にして、負のジンクスがある相手。東京が悲願を手にするにふさわしいか、地力が問われる。