今季J1に昇格する横浜FCのFWカズ(三浦知良、52)が3日、自主トレーニングのため成田空港からグアムへと出発した。

12月に続く“第2次自主トレ”で、松本山雅のDF田中隼磨も参加する。2日に地元の静岡で初蹴りに参加したばかりだが、休む間もなく自主トレに入り「ベタ休みする方がマイナスでしょうから。ちょっと体動かしていた方がいい。継続して体を動かしてきている。今回は特に、グアムはいい入り方ができるんじゃないかな」と話した。1月中旬にはチームのキャンプに合流予定だ。

13年ぶりのJ1の舞台に「楽しみではありますけどやることは変わらない」と冷静で「J1でやるにはレベルアップしないといけないけれども、毎日の積み重ねで。去年の積み重ねも継続していかなくてはいけないし。個人がもっと、意識を高めることが大事。自分も向上心や謙虚さ、根本的なものの意識を高めたい」と話した。

今季は2月中旬にルヴァン杯で幕を開ける。19年はカズはリーグ3試合の出場にとどまった。「出場機会が圧倒的に少なかった。今季はルヴァン杯がある。出場機会が少ない選手にも回ってくる可能性がある。自分はカップ戦でアピールして、リーグ戦につなげたい。そういうところで自分はモチベーションを合わせていきたい」とルヴァン杯を見据えている。J1の舞台で輝くべく、2月には最高のコンディションへと仕上げていく覚悟だ。