王座奪回を目指す川崎フロンターレが11日、川崎市の昭和音楽大で20年の新体制発表会見を開催した。

新加入選手が紹介され、即戦力ルーキーとして期待されるFW三苫薫(22=筑波大)は「開幕スタメンを目指していきたい」との自覚を口にした。自らの世代となるU-23日本代表が現在、アジア選手権(タイ)に出場中。同じく川崎Fに新加入する旗手怜央(22=順大4年)が選出されている状況もあり「いつも(U-23を)チェックしています。現時点で、自分は選ばれない立ち位置。課題を克服して成長し、自分をアピールできれば(東京)オリンピックもみえてくると思う」と静かに燃えた。

川崎FのU-10の頃からアカデミーで育ち、筑波大を経て、待望の加入となるだけに新体制発表会見では集まったサポーターに「ただいま」と笑顔であいさつ。背番号は18に決まり「なるべく早い番号を狙っていて空いていた。好きな番号です」と喜んでいた。