新型コロナウイルスの感染拡大で3月15日までJリーグ公式戦が延期となった湘南ベルマーレは27日、神奈川・平塚市の馬入サッカー場で1日のオフを経て練習を再開した。

故障者が練習復帰しつつあるため、浮嶋敏監督(52)は「今、うちはここでペースダウンしたくない」とチーム分析。トレーニングマッチ3試合を挟みながら、公式戦再開予定となる3月18日のリーグ戦のコンサドーレ札幌戦(BMWスタジアム平塚)まで通常通りに練習していく方針で「(再開まで)2日間のオフは1回だけでいいかなと。3日間休むとフィジカルを戻すのに1週間はかかると思うので。1週間に1日のオフがあれば」と話した。

東京オリンピック(五輪)世代のMF斉籐未月(21)は「選手にとってサッカーは大事だけれど、お客さんや家族の命の方がもっと大事ですから」とJリーグの延期判断を支持。20日間ほどの調整期間ができたことで「連係面や守備、得点を取る、チャンスを作る部分を確認しながらやっていければ」と話していた。