ガンバ大阪は25日、大阪・吹田市内で再始動した。新型コロナウイルスの影響でチームは活動休止を余儀なくされたが、3月27日以来約2カ月ぶりにグループ練習で活動を再開させた。報道陣を含めて完全非公開だった。

密集、密接、密閉を避けるために、約10選手ずつの3グループに分けられ、当面はクラブハウス内の施設を使用しない予定。

オンラインで取材対応した主将のDF三浦弦太(25)は「僕は(愛知県の)実家に帰っていて、これほど実家にいたのは中学時代以来だった。今日は久々に練習場に来て、メンバーの顔を見られてよかった。サッカーをできる、ありがたみが分かった」と素直に練習再開を喜んだ。

MF倉田秋(31)は「対人や接触プレーはなく、体幹トレやパスなど軽い練習だったが、楽しくサッカーができた。(Jリーグが)再開されれば、最高の試合がしたい」と充実感を口にした。