J2アルビレックス新潟は9日、新型コロナウイルス対策の最前線で働く県内の保健所や医療機関に感謝とリスペクトを示す「ONE NIIGATAユニホーム」を贈呈した。

新潟県庁で行われた贈呈セレモニーには、J2新潟の是永大輔社長(43)、アルベルト・プッチ・オルトネダ監督(52)、主将のDF堀米悠斗(25)が出席。県内にある125の病院と13の保健所に合計750枚を贈った。アルベルト監督は「スポーツ選手はヒーローのような評価をされるが、本当のヒーローは医療従事者。みなさんと認識していきたい」と話した。DF堀米も「練習が再開できたのは県民の皆さまの努力と医療従事者の皆さまのご尽力のおかげ」と感謝した。

セレモニーの後は、87番(花)のユニホームに身を包んだ花角英世県知事(62)を表敬訪問。オンラインで表敬訪問に参加した村井満Jリーグチェアマン(60)は「新型コロナウイルスに感染しないよう、留意しながらスポーツで貢献したい」と話した。

J2のリーグ戦再開は27日。花角県知事は「行政としても応援する」とチームの活躍を期待しながら「県民の多くが応援しているスポーツ団体が医療関係者に感謝を表現してくれることは大きい」と話していた。