鹿島アントラーズが実施しているクラウドファンディングプロジェクトの寄付総額が、25日に目標金額の1億円を突破した。

新型コロナウイルスの影響を受けたクラブ経営の維持が目的で、Jクラブ初のふるさと納税型クラウドファンディング。1万円から1000万円までのコースが用意されており、寄付者は25日時点で1900人を超えている。

6月16日にプロジェクトを開始。期限の7月31日まで、1週間を残しての目標達成となった。最終日まで引き続き寄付は可能だという。

◆ふるさと納税 応援したい自治体に寄付ができる制度。寄付をすると自治体の名産品などを返礼品として受け取ることができる。寄付額のうち2000円を除く金額が、所得税および個人住民税から控除される。年収に応じた控除上限額の範囲内で寄付をすれば、自己負担2000円で地域の名産品を楽しむことができる。鹿島が行っているプロジェクトでは、名産品でなく「VIPヘリコプター観戦プラン」「監督・コーチとのサッカー交流」「スタジアムへのお名前掲載」などがリターン(御礼)に用意されている。