J1ベガルタ仙台FWアレクサンドレ・ゲデス(26)が、23日のアウェーC大阪戦で復活のゴールを決める。本来なら19日はホーム鳥栖戦。中3日で大阪に乗り込む日程も、鳥栖の金監督ら複数人に新型コロナウイルス陽性反応が出たため、試合が中止になった。日曜日は中1週間の万全な状態で、8日のアウェー神戸戦に続き、関西2連勝を狙う。

ゲデスは今季加入し、7試合1得点。直近3試合は右足の痛みで欠場も、コンディションは上々だ。仙台は12日のルヴァン杯でC大阪に0-3の完敗。メンバーは大幅に変わる見込みだが、リベンジの一戦になる。「ゴールを決めるのが仕事なので、もっと狙っていきたい」と意欲を示す。一方で「勝利が一番大事。まずはチームに貢献したい」とフォアザチームを貫く。

母国ポルトガルに住んでいた家族も来日した。コロナ対策による2週間の隔離期間で、現在は別々に暮らすが「もう少しで会えるのでうれしい」と率直な思いを口にする。それでも「もちろん家族がいるのは力になるが、仕事は仕事。いてもいなくても仕事を果たさないといけない」。プロとして自分の役割を全うする。【山田愛斗】