徳島ヴォルティスのJ1昇格が次節へお預けとなった。

勝てば昇格圏の2位以内が決定する一戦だった。スコアレスの後半17分、相手にFKを決められ先制を許した。同23分、FW垣田裕暉がペナルティーエリア内で倒されPKを獲得。垣田のグラウンダーの右隅を狙ったボールは、GKのファインセーブに阻まれ、最大のチャンスを逃した。

リカルド・ロドリゲス監督(46)は「悔しい試合になった。PKのシーンまで持っていけたが、決めきることができなかった。うまくいかないところを、次に出さないようにしたい」と語った。

リーグ戦は残り3試合。徳島の勝ち点は80のまま。3位V・ファーレン長崎が、同時刻に行われたモンテディオ山形戦で1-0で勝利したため、勝ち点差は7となった。次節ホームのジェフユナイテッド千葉戦(13日、鳴門大塚)で、勝利すれば2位以上が確定。引き分けでも、長崎が同日の東京ヴェルディ戦で引き分け以下、または、負けても長崎が敗れた場合は昇格が確定する。