J2アルビレックス新潟のエースナンバー10を背負うMF本間至恩(20)が、リーグ戦残り2試合で10得点10アシストの大台を狙う。

16日のレノファ山口FC戦へ向け、15日は吹雪の中で最終調整。今季ここまで38試合に出場し7得点7アシストを挙げるアタッカーは、「(残り2戦で10得点10アシストは)届かないかもしれないが、そこを狙ってやっていくつもり」と意気込む。

プロ2年目。アルベルト監督(52)のもと、攻守両面でピッチを躍動し、得意のドリブルとラストパスで決定機を作り出している。「昨年より結果がついて来ている。自信は深まっている」。ホーム最終戦となった前節ザスパクサツ群馬戦(1●2)では堀米の先制点をアシスト。「90分を通して個人的には悪いプレーではなかった。チームの勝利のために、自分にできることを増やしていきたい」と向上心を持ち続ける。

チームは3季連続でJ1昇格を逃し、ここ5試合連続(1分け4敗)で白星からも遠ざかっている。「課題は勝つことでしか改善はできない。来季につなげるためにも連勝が必要」。中2日で迎える山口戦へ向け、「今できる最善を尽くしてゴールを狙いたい。ボールを多く受け、攻撃の回数を増やしたい」と話した。【小林忠】