J1ガンバ大阪の元日本代表DF藤春広輝(32)が2日、3日のJ1リーグ2戦目の名古屋グランパス戦(豊田ス)に向け、オンライン取材に対応した。

2月28日の開幕アビスパ福岡戦で2ゴールを決めたFWマテウス(26)封じを誓った。左SBで対峙(たいじ)するブラジル人タレントに対して「まず1対1で負けないことが一番大事。ドリブルがうまくスピードもあるので気をつけたい」。名古屋全体の強みについても「両サイドウイングの仕掛けが相手の一番のストロング。しっかりやっていきたい」と気を引き締めた。

守備だけでなく得意の攻撃参加でも貢献する覚悟だ。「キャンプからボールを動かす時の立ち位置やサイドだけでなく中央に入る意識でやっている」という。

昨季と違い、中央に展開するプレーについては、プレミアリーグのマンチェスターシティーの試合映像で、SBの動きを参考にしているという。「最初は難しかったが、今は周りの立ち位置を見ながら、考えてやれている。ライン際は(利き足の)左足だけで行けたが、中に入ると右足も使わないといけないので練習から意識している」と奮闘中。

新たな4-3-3でのチーム戦術に合わせて進化している。