FC東京が逆転でセレッソ大阪を3-2で下し、今季リーグ初白星を挙げた。

先制点はC大阪の元日本代表FW大久保嘉人(38)。前半14分に右後方からのクロスに飛び込んで頭で合わせた。自身初の開幕3戦連発で、今季すでに4得点としている。

対する東京は後半9分に東京五輪世代のFW田川亨介(22)が同点ゴール。GKがバックパスの処理を誤ったところに走り込み、スライディングで足に当ててそのままゴールに押し込んだ。

その4分後にC大阪がふたたび勝ち越し。MF原川力(27)が右からのパスを受けて右足で強烈なミドルシュートをゴール左上に蹴りこんだ。

ここから東京がさらに反撃。26分、FWレアンドロが正面からの直接FKを決め、再度同点とした。

決勝点は後半ロスタイム3分。右からのFKをDF森重真人(33)が頭で合わせ、ゴールに流し込んだ。

2度先行を許しながら逆転した東京がリーグ戦での今季ホーム初戦を白星で飾った。