藤枝MYFCは0-0で福島ユナイテッドFCと引き分け、ドロー発進となった。アウェーでの今季開幕戦では、FW押谷祐樹(31)やMF鈴木惇(31)ら新加入選手も先発。相手よりも4本多い12本のシュートを放ったが、最後までゴールを奪えなかった。

初陣となった倉田安治新監督(58)は「勝ち点1は最低限の結果。開幕戦、しかもアウェーということで硬さがあったと思う」と冷静に振り返った。

2014年のJ3参入後、開幕戦でのドローはクラブ史上初めて。連敗スタートとなった昨季の反省を生かし、今季は開幕ダッシュを目指していた。主将のGK杉本拓也(31)は「アウェーでの引き分けをポジティブに捉えて、次に向けていい準備をしたい」。21日のホーム開幕戦は、岐阜と対戦(藤枝サ、午後1時)する。MF鈴木惇も「まず勝つ姿を見せたい」と今季初勝利を誓った。【神谷亮磨】