浦和レッズは川崎フロンターレに屈辱の大敗を喫した。

今季琉球から加入し、ここまで全6試合に先発しているMF小泉は、がっくりと肩を落とした。「0-5。ハッキリ言って、最後の質の差がもろに出たと思う」と、自らに矛先を向けた。

4-2-3-1のトップ下で、浦和の攻撃の中心を担っている。「僕と相手の(役割の近い)脇坂選手、田中選手、小林選手との差が、スコアに直結したと思っている。もっと自分自身がチームを勝たせるんだという覚悟をもって、シュートにしてもパスにしても、質を高めないといけない」と、J1トップレベルの選手との対戦に、衝撃を受けたようだ。

さらに「日本で一番強いチーム。僕らが優勝する、もしくは僕が個人で日本代表に入るとなったら、いちばん分かりやすいレベル」と川崎Fを位置づけ、「距離があるのは分かったけど、努力次第で埋められると思うし、早い段階で差が分かって明確に課題も出たことはよかった」と、収穫のあった試合を前向きにとらえた。

その上で個人に焦点を当て、「最後のところは基礎技術の練習しかない。チームの結果にもっと責任や覚悟をもつ。決定的なプレーへのチャレンジを増やしていくことが大事」と自らに課題を投げかけた。