新型コロナウイルスのクラスター(感染者集団)が発生し、J1リーグ6試合が中止になっていたガンバ大阪は3日、アウェー広島戦で35日ぶりとなる今季2戦目に臨む。宮本恒靖監督(44)が2日、オンラインで取材対応し「シーズンの最初を迎えるような感覚。選手にはピンチかもしれないが、チャンスに変えようと言った」と話した。

唯一公表されたMFチュ・セジョンを含めて、陽性判定を受けた選手6人とスタッフ2人は既に陰性となって復帰。チームは3月23日から練習を再開し、わずか12日後の本番となる。MF倉田は「試合ができる喜びをすごく感じている。携わってくれた人すべてに感謝したい」と熱い思いを胸にピッチに立つ。