首位川崎フロンターレが2位名古屋グランパス相手に2連勝を収めた。14試合を終えて2位に勝ち点9差をつけ、早くも独走態勢に入った。

川崎Fは4-0で勝利した5日前と同じ先発で挑み、対する名古屋は前回対戦で途中から採用した4-3-3の布陣を敷いた。

序盤は拮抗(きっこう)した展開が続いたが、川崎Fは前半31分、U-24日本代表MF田中の左CKに、DFジェジエウが頭で合わせて先制。後半5分には、ドリブルで左サイドを突破したU-24日本代表MF三笘のクロスに、ゴール前にいた日本代表DF山根が右足で合わせた。後半14分には相手DFのオウンゴールで3点目が生まれた。

一方の名古屋は、後半28分にDF森下の右クロスから日本代表MF稲垣が1点を返した。後半38分にはFWマテウスの芸術的な直接FKで1点差に迫り、終盤は川崎F相手に猛攻を仕掛けたが、試合は3-2のまま終了した。

川崎Fは開幕からの負けなし記録を14試合に伸ばして、J1歴代単独2位に浮上した。シーズンまたぎでは19戦無敗となり、17年~18年に残したクラブ記録に並んだ。

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