J2東京ヴェルディの永井秀樹監督(50)が『2021明治安田生命J2リーグ月間優秀監督賞(6月)』を受賞した。

東京Vは6月に4戦4勝という好成績をマーク。しかも持ち前のパスサッカーに加え、4試合で失点わずか1と守備の安定感が光った。

永井監督は「今回のありがたき受賞にあたり、あらためて、ヴェルディ再建、理想のサッカーの追求、そして人々に感動を与えることができる熱のあるサッカーを体現するため、日々ハードに取り組んでくれている選手達、心あるスタッフに感謝したく思います。あわせて、共に戦い、支えていただいておりますフロントスタッフ、チームスポンサー、ボランティアスタッフ、すべてのヴェルディファミリーの皆様に感謝をと思います。そしてどんな時もチームに光とパワーを届けてくれるファン・サポーターの皆様にこの場をお借りして感謝申し上げます。コロナ禍でまだまだ苦しい時間が続きますが、スポーツの力で少しでも明るく元気にすることに貢献できたらと思います。感謝」などとコメントした。

▽Jリーグ選考委員による総評

原博実委員「4試合4連勝。ボールポゼッションをしながら安定したバランスの良いチーム。この勝負強さが続けば後半戦更に楽しみ」

播戸竜二委員「4試合4勝! 6得点1失点。永井ヴェルディのエンジンがかかってきた! 昔のヴェルディの魂の映像を見せ、選手を刺激! 監督の仕事はピッチ内だけじゃない事を証明!」

寺嶋朋也委員「自分たちで主導権を握るサッカーを志向しながら、経験豊富な選手たちを軸にメンバーを固めてチームを安定させた」