J2ジュビロ磐田MF鈴木雄斗(27)が古巣との対戦を心待ちにした。

17日のホーム山形戦(ヤマハ、午後7時)に備え、13日は磐田市内で調整に励んだ。前節山口戦で先発した主力組は軽めのメニューで調整。鈴木雄もパス回しなどを行い、汗を流した。次戦は自身も16年から2シーズン在籍した山形が相手。現在、5連勝中と勢いに乗っているだけに「厄介な相手であることは間違いない」と警戒した。

山形では背番号「10」を背負ってプレーした。在籍した2シーズンで計52試合に出場し、7得点。顔見知りの選手も多いという。特にDF山田拓巳(31)とは親交も深く、「いろいろとお世話になった」。次戦はマッチアップする可能性もあり、「すごく楽しみ」と胸を躍らせた。

チームは前節山口戦で引き分け、連勝は「8」で止まったが、12戦負けなし(9勝3分け)で首位をキープしている。山形戦はリーグ中断前最後の試合。鈴木雄は「しっかり勝ちたい」と言葉に力を込めた。【神谷亮磨】