ジュビロ磐田は1-2でモンテディオ山形に敗れ、13試合ぶりの黒星を喫した。前半1分に自陣左サイドを突破され、先制点を許した。同37分にも同じサイドを崩されて追加点を献上。2点を追う後半8分にFWルキアン(29)のゴールで1点差とするも、反撃は1点止まりだった。4月25日のアウェー山形戦(0●1)以降、12戦負けなし(9勝3分け)だったチームは再び山形に敗戦。勝ち点「48」で並んだ首位京都に得失点差で下回り、2位に転落した。

 

▽磐田の鈴木政一監督(66) 残念な結果になってしまったのは申し訳ない。選手は最後まで諦めない気持ちを出してくれた。守備の問題は中断期間で改善したい。3週間後に再開する甲府戦ではチームとしていい状態で臨みたい。

 

▽2試合ぶりにゴールを挙げたFWルキアン 勝ちたかったし、悔しい試合になった。サッカーは、ずっと勝ち続けることは難しい。いつかは負ける。ただ、この後が大事だと思う。中断期間になるので、再開した時にはもっと強いチームになれるようにやっていきたい。後半は多くのチャンスを作ったが、最後の精度がなかった。そこは自分としても改善していきたい。

 

▽FW大津祐樹(31) 最初に失点したので苦しい展開になってしまった。追いつけるチャンスはあったし、試合内容を考えたらネガティブなゲームではなかった。ただ、僕らは優勝を目標にしている。こういう試合も勝たなければいけない。そこは課題だと思う。