J2アルビレックス新潟のFW谷口海斗(26)がチームを3試合ぶりの勝利に導く。10日は聖籠町で軽めの練習を行い、今日11日のホーム、モンテディオ山形戦に備えた。今季ここまでMF高木と並びチームトップの10得点を決めているポイントゲッターは「(山形は)DFラインを高く設定するイメージなので、背後を狙ってチャンスを広げたい。ゴール前では落ち着いてシュートまで持ち込みたい」と力を込めた。

前節4日のギラヴァンツ北九州戦で新潟は15本のシュートを放つが無得点。谷口もチーム最多4本のシュートを放ったがネットを揺らせなかった。チームは直近5試合のうち3戦で無得点と決定力を欠くが「ゴールに向かう動きやシュートの質は全員が練習からこだわっている。チャンスは作れているので、あとは決めきるだけ」と課題克服に自信を見せた。

J3ロアッソ熊本から加入。7日の練習後には26歳の誕生日をウオーターシャワーで手荒に祝福されるなど「いじられキャラ」が定着する。「勝利に貢献するため、FWとして結果を残したい」と勝利の立役者になることを誓った。【小林忠】