北海道コンサドーレ札幌が3試合ぶりに勝利した。横浜FCとの開幕戦(5○1)に並ぶ今季最多5得点をマークし、ガンバ大阪をに大勝した。直近6試合で5試合完封負けだったチームが、鬱憤(うっぷん)を晴らすゴールラッシュ。9月26日に77歳で亡くなったコンサドーレ最高顧問を務める石屋製菓の石水勲名誉会長に白星をささげた。

試合後の札幌ペトロビッチ監督(63)の一問一答は以下の通り。

-試合を振り返って

ペトロビッチ監督 今日のゲームも攻撃的で素晴らしい戦いができた。ここ最近負けたゲームでも、非常に攻撃的でアグレッシブな素晴らしい戦いができ、多くのチャンスをつくれていた。今日の試合と敗れた試合の違いはチャンスを決めきるか、決めきれないか。チャンスを自分たちがものにすることができれば結果になると証明した。

-チームは喪章をつけて臨んだ

ペトロビッチ監督 今週は悲しい出来事があった。石水さんは我々札幌に多大なるサポートをしていただき、このクラブが今あるのは彼のおかげ。チームとしても今日の試合は何が何でも勝利しようと話した。彼の遺志を継いで、札幌はさらに上を目指していかないといけない。

-今後に向けて

ペトロビッチ監督 我々がいい戦いをしながら結果に結び付かないのは、経験だろう。小柏、金子、田中、高嶺、菅、青木含め若い選手が多い。学び、成長しているが、ちょっとした精度、クオリティ、チャンスを決めるところでまだまだ突きつめないといけないのは確かだ。彼らが経験を積むことによって今日のようなゲームができる。続けていくことが我々を強くしていく。やり続けることでしか自分たちは成長できない。やり方を変えてしまったらその先はない。