今夏の高校総体道予選初戦敗退の北海が、同予選優勝の旭川実をPK戦の末に下し、2年ぶりの優勝を飾った。

旭川実は2年連続決勝で敗れた。総体道予選王者として終始押し込み、シュート数も11対4と、何度も北海ゴールに迫ったが、1点を奪うことができなかった。富居徹雄監督(49)は「こういう戦いになるのは想定していたが、こじ開けられなかったことがすべて」と振り返った。全国選手権切符は逃したが、プリンスリーグ2位で12月のプレミアリーグ参入戦進出を決めており、もう1つの目標に向け、頭を切り替える。