Jリーグは12日、10月度の月間各賞受賞者を発表し、J1優秀監督賞にヴィッセル神戸の三浦淳寛監督(47)を選んだ。7月に続いて今季2度目。チーム成績は2勝1分けで、来季のアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)出場権につながる3位を死守している。

同監督はクラブを通じて「今年2回目の受賞となり、本当に光栄に思います。当然ながらこの賞は、コーチングスタッフ、チームスタッフ、何より選手が必死になって頑張った結果です。そして今回最も感じたことは、チームが勝つためにはトップチームだけでなく、たくさんの方々の力が必要だということです。営業や運営など事業側の頑張りやファン、サポーターの後押しが間違いなくチームの勝利のための大きな力になっています」などとコメントした。

Jリーグ選考委員会の播戸竜二委員は「3試合2勝1分け。来季のACLがかかる難しい試合の連続。けが人や複数の外国人がいる中で、しっかりマネジメントし結果を残す。8得点3失点と、数字も申し分なし」などと選考理由を語っている。