長崎総合科学大付は体調不良の小嶺忠敏監督(76)が不在の中、東山に完敗した。

【スコア速報】第100回全国高校サッカー選手権>

個の能力を生かし攻守に連動してくる相手に対し、縦への速い攻撃で対抗しようとしたが、ロングボールと単発のドリブルだけでは厳しかった。

2回戦の堀越戦で負傷交代しながら、この試合でスタメン出場したDF児玉主将は「自分たちのサッカーをやろうとしたんですけど、相手にすべて止められてしまった」と悔しがり、その上で「サッカー以外のところも多く学んだので、本当に感謝しています」と小嶺監督への思いを口にした。

同監督に代わって指揮を執った定方コーチは「相手の陣内でボールを奪ってシュートまでいこうというプランを立てていたんですけど、クリアや前線へのフィードが相手に取られたり、セカンドボールを拾われたり、そこでリズムを崩したように感じています」と分析。

選手たちについては「(小嶺)先生の分まで腹をくくって頑張ろうという姿を見ることができた。(選手は)築き上げてきたものをしっかり出せば大丈夫だと頑張ったんですけど、力及ばずで残念ではあります」と話した。

【高校サッカー選手権】第100回全国高校サッカー選手権関連ニュース>

【高校サッカー選手権】組み合わせトーナメント表はコチラ>