J1の川崎フロンターレと昨年5月からパートナー契約を結ぶメンズスキンケアブランド「BULK HOMME(バルクオム)」(東京都港区)がコラボレーションして発売するクラブ創立26周年記念グッズの詳細が21日、発表された。

川崎FはJリーグで唯一、クラブ名に「風呂(フロ)」の文字が入るチームとして、これまでも“お風呂(ふフロ)”に関する多くの取り組みを行ってきた。そんな中、今年は100年に1度しか訪れない26(フロ)周年の節目。バルクオムはお風呂に関する製品も取り扱っており、今回は選手らも実際にクラブハウスで使用しているというシャンプー、洗顔料、泡立てネットの3製品を採用。特別ラッピングBOXに入れ、2月25日から川崎市内にあるクラブのオフィシャルグッズショップ「AZZURRO NERO(アズーロ・ネロ)」で6930円で50個限定販売する。

今回の発表に伴い、選手を代表してMF家長昭博(35)、FW知念慶(26)もコメントを発表した。家長は「昨年から、チームとして、練習後のクラブハウスや試合後のスタジアムでバルクオムさんの製品を使わせてもらっています。今年はクラブ設立26周年(フロ周年)ということで今回時別にスペシャルBOXを販売すると聞きました。僕たちも使っているバルクオム、是非この機会にサポーターの皆さんにも使ってもらえたらと思います。お勧めです!」とつづった。

知念も「バルクオムさんの製品は、毎日の練習後に使用させてもらっています。また昨年のACLの長期遠征でも製品提供をしていただきました」と感謝をつづり「今年もサポートいただけるということで、非常に僕らもうれしいです。製品はもちろんお勧めですが、今回のスペシャルBOXもカッコいいですね。フロンターレ×バルクオムのスペシャルBOX、ぜひ試してみてください」と締めくくった。

川崎Fはお風呂に関する取り組みとして2010年から川崎浴場組合と銭湯の利用促進キャンペーン「いっしょにおフロんた~れ」を開始。同組合と大人気漫画「テルマエ・ロマエ」のコラボレーション企画に協賛したこともあった。また、17年のJ1初優勝時には、最終節での逆転優勝となったため、優勝シャーレがスタジアムになく、代わりに風呂おけを掲げたことも大きな話題になった。

今回のスペシャルBOXに入るのは、21年12月までにバルクオムで累計出荷本数300万本を突破した人気洗顔料である「THE FACE WASH」、スキンケア発想で開発され、濃厚ジェルが瞬時に泡立って汚れを落とす「THE SHAMPOO」(シャンプー)、そして女性人気も高い、泡立てネット「THE BUBBLE NET」の3製品。外箱は同企画のために考案されたオリジナルパッケージで、川崎Fのクラブカラーとロゴ、バルクオムのブランドロゴを用いたシンプルで洗練されたデザインとなっている。