ヴィッセル神戸はドローに終わり、クラブワーストをまたも更新する開幕から7戦未勝利(4分け3敗)となった。

延長120分を制したアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)プレーオフから中3日という強行軍。MFイニエスタは後半途中に投入したが、チームは前節11日鹿島戦に続き、2試合連続無得点となった。

FW大迫は先発したものの両足がつり、後半32分に途中交代した。元々は右脚裂傷のけがを負っており、試合復帰したACLからの連戦でもあった。試合後に日本代表を辞退することになった。

三浦淳寛監督(47)との主な一問一答は次の通り。

-試合を総括

三浦監督 アウェーだが、しっかり勝ち点3を狙って試合に挑んだ。前半はなかなかチャンスをつくる回数は少なかったが、後半は時間とともに我々が試合を支配した中でビッグチャンスもあった。あとはフィニッシュのところ。精度を上げていく必要がある。

-大迫の状態は

三浦監督 できればフルでやってもらいたかったが、ACLプレーオフもありましたし、足が万全ではない中でプレーしていて、やれるところまでやってほしいところだった。両足をつった状態での交代だ。

-今後修正する部分は

三浦監督 (各選手の特長を考えて)フォーメーションも含めて、いろいろ考える必要がある。ずっと同じシステムでやるという考えはないが、特長を生かしたシステムを考えなければいけない。(これまでも)もちろん考えてはいたが、連戦で練習を構築する時間がまったくなかったというのはある。