サッカーの日本代表でも活躍した本田圭佑(36)が15日、YouTubeの自身の公式チャンネルでライブ配信を行った。「久しぶりですね、元気ですか? みなさん」と語りかけ、配信をスタートさせた。機材トラブルで予告より約40分遅れのスタートとなった。

滞在中の東京から、黄色いシャツ、リラックスした姿で1人で配信開始。「いまは、いろんなこと、日本でやっているって感じです」。いつものように、チャットに寄せられる質問に、リズムよく答えていった。

現在、所属先なしのフリーの立場。「膝があまりよくないんで、今年中はプレーしないかもしれない」としつつ、膝の状態を改善した上でのプレー続行を約束。その上で、Jリーグ復帰の可能性は? との質問に「それはない」と断言。いつまでプレーするか問われると、「ずっとやるんじゃないですか。僕には引退って概念がないので」と答えた。

南野拓実のリバプールから、モナコ移籍について「良かったんじゃないか。サッカーもそうだけど、いろんな人とのつながりもできるんじゃないか」とした。

11月開幕の日本代表のワールドカップ(W杯)での戦いについて聞かれ、現状の選手の特長をすべて把握しているわけではないと断った上で、「カウンターサッカーの方が合うんじゃないか? 今、日本代表はW杯では、カウンターをやるべきだと思う」と述べた。 身の上相談にも、同じ熱さで答えた。就職活動におけるアドバイスを、「(結果が悪くても)いちいち、傷つかんこと」。自分に自信がないという人には、「やることをやるってこと。得意、ものすごく好きだってことに時間を使うこと。そうすれば、徐々に自信が芽生えてくる」と語った。

今まさに行っているこのQ&Aが退屈ですという指摘には、「これが普通。過激なこと言おうと思って、ここに来てる感じじゃないので」と苦笑い。「ごめん、普通のことしか答えられへん」と、やりとりを続けた。最後は「YouTube、あまり得意じゃない。YouTuber、本当スゴい」と言い残し、約50分で終了した。