北海道コンサドーレ札幌MF宮沢裕樹(33)が4日、札幌・宮の沢での全体練習に完全合流した。右アキレス腱(けん)の負傷で離脱していた。「足自体はだいぶ良くなって合流するまでになった。コンディションを上げていかないと」と試合復帰を目指す。

慢性的に痛みを抱えていた部分だった。8月20日鳥栖戦(1●2)で途中出場した際、悪化した。炎症を治めるため、別メニューで調整。チームは主将不在でも踏ん張り、3勝1分けの4戦負けなし。「チームとして戦って勝ち点を積み重ねている。最近は内容が結果につながっている」と喜ぶ。

次節8日アビスパ福岡戦(札幌ドーム)メンバー入りを目指す。勝てば残留が決まり、引き分けでも他会場の結果次第で残留確定の可能性がある。「勝ち点を取れれば自力で決めることができる。まずはそこが目標。チーム一丸になって達成できれば」。その瞬間をホームのピッチで迎えたいと誓う。